良くある相談例
- 遺産の話し合いに折り合いが付かず、精神的に疲れ果てた
- 骨肉の争いにならないために、遺言を活用したい
- 遺言内容に納得がいかない場合、どうすれば良いのか
弁護士へ相談するメリット
ご依頼者が財産を残す側であれば、その想いを法律で裏付けし、確実な形で実行されるようお手伝いいたします。一方、相続人の立場でしかるべき主張をしたい場合は、ご依頼者の利益が最大化するよう、ご遺族に対して働きかけます。専門家の知見を、紛争防止と早期解決のためにお役立てください。
遺産の分割でお困りの方へ
遺産分割の話合いは、親族間で直接行うと、お互いが感情的になり、なかなか協議がまとまらないということがよくあります。法的手続きを利用するとしても、そもそも何をどうしたら良いのか分からないということもあると思います。その点、弁護士を間に入れることで、冷静に話を進めつつ、法的な根拠に基づいた主張が可能になりますし、思いの丈を汲んだ主張も可能となりますので、納得のいく解決を得られることと思います。遠慮なく、弁護士を利用することをご検討ください。
遺言書についてお困りの方へ
遺言には、満たしていないと無効とされる要件がございます。「書いて終わり」ではなく、必ず専門家のチェックを受けるようにしましょう。紛失や実行面で不安を感じる場合は、遺言執行者としてご用命いただくと確実です。また、公証人が作成する「公正証書遺言」を利用するのも方法でしょう。ご本人の意志を担保してくれますので、ご家族の状況などと照らし合わせながらご検討ください。
良くある質問
Q
遺言で、相続から外されてしまったのですが。
A
法定相続人であれば、遺産の一部を遺留分として請求できます（遺留分減殺請求）。遺留分減殺請求権は、相続開始から1年以内に主張しないと消滅してしまいますので、ご注意ください。
Q
亡父の面倒をほとんど一人でみていたのですが、相続には反映されないのでしょうか?
A
寄与分が問われるケースです。ご依頼者の介護によって施設への入居費用を抑えられたといった「目に見える資産への貢献」があった場合は、その分が認められるでしょう。しかし、一般的な世話の範囲では、相続に反映されないことがあります。
Q
どのような財産があるのかわからないので、調査をお願いできますか?
A
承りますが、注意点もございますので、まずは相続事案としてご相談ください。
相談を迷っている方へのメッセージ
相続では、「うちの家族は仲が良いから大丈夫」と思っていても、いざ相続が発生したときには、非常に深刻な対立を生じることがあります。また、数世代を経て問題が生じると、その間に枝分かれした法定相続人すべてから合意を取り付ける必要が生ずることもあります。ご子孫のためにも、この機にトラブル発生の元を取り除いておくことをご検討されてはいかがでしょうか。
